NHKきょうの料理
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毎日らいふ/雑誌
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ブルガリアの乳酸菌生活

『毎日らいふ』 2007年9月号


ヨーグルト大国の食習慣に学ぶ


「ブルガリアでは年間1人当たり50kg.もヨーグルトを食べています。日本は7kgぐらいですね。ブルガリア人にとって、ヨーグルトは豆腐のような食材であるとともに “一番弱い薬”です。ヨーグルトには、すばらしい力があると考えられています」
 ヨーグルトバー「ヨーグルトサン」ではマネージャーのカタージェフ・ティホーミールさんが本国の種菌をもとにヨーグルトを手作りしています。33歳で留学のため来日し、日本での生活が長くなるにつれ、市販品では飽き足りなくなったのがきっかけでした。
「暑い室内にうっかり置きっぱなしにしたのにヨーグルトの酸味が変わらなかった。菌の動きが鈍いのでは」
 以来、試行錯誤の末、やさしい酸味の慣れ親しんだ味に。ティホミールさんは、健康食品として口にするなら生で食べるべきと力説します。
「乳酸菌が生きた状態で体内に入ることが大事だと思います。だから私はムサカにもたっぷりヨーグルトをかけますよ。おいしいしからだにもよい」
 右のサラダは、水切りしたプレーンヨーグルトとさいの目に切ったきゅうり、塩、にんにく、オリーブ油を混ぜたもの。バナナか桃とミキサーにかけるヨーグルトセーキもお薦めだそう。
 毎朝、丼1杯はヨーグルトを食べるティホミールさん。妻の杉浦和子さんがインフルエンザにかかっても元気でした。「免疫力は高いかも」と和子さん。

 
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